パウダー板の恩恵、再確認

　一週置いて、またテイネ。

　だからどうしてシーズン券を（以下略）

　春の陽気が続いた北海道。道路の雪は溶けてアスファルトが見えていました。

　ところが、金曜日の午後から急激に気温が下がり、町中でも結構な降りっぷり。

　散々悩んだ挙句、「晴れてればピステがかかるでしょう。降ってればモフれるでしょう。少なくとも降ったんだから、ザラザラ雪ということはないはず。」と決断してテイネに決定。

　朝起きてみると、テイネの降雪は5cm程とのこと、念のため２枚体制で向かいますが、駐車場を見渡す限りは、やはり対して降雪無いなということで私は24 mustang、妻はAddictでリフトへ。

ゲレンデセット。私のポールは深雪用ですが。

　リフトで山頂に向かっていると、そこかしこにトラックが出来ています。「あれ、思ったより深い・・・？」などと訝しんでいたところ、北かべで雪煙が上がっているじゃないですか！
　取り急ぎ、このまま一本行ってみようと突っ込んでみたのですが、思った以上のもふもふっぷりに、夫婦そろって惨敗。

　とにかく引っかかる、曲がれない。足も痛いし息も上がる。そして曲がれないということはうまく止まれなということなので、転ぶ転ぶ。こんなに転んだのは久しぶりです。
　深雪には慣れてきたつもりだったのですが、すべてはパウダー板SOUL 7のおかげだったんですねぇ・・・（しみじみ）
　私も妻も時間をかけて半べそになりながら下りきりましたが、「北かべはもういい」と意見が一致。駐車場までSOUL 7とSaffron 7を取りに行くことも考えましたが、なんせこの日は冬季アジア大会の都合上、いつもの駐車場が大会関係者用になっています。そのため、少し離れた駐車場まで歩かなければなりません。
　面倒、行って帰ってくる時間があったら圧雪滑りたい、行って帰って来る間にどうせパウダーなんか無くなってるよ、などの理由により、おとなしくいつものシティビュークルーズを滑ることにしました。

　

女子大回転は左側５分の１程度しか開放してません。

　シティビュークルーズをゲレンデ板で回るのも楽しいのですが、コース下部の圧雪が不十分だとかで、軽い板の妻はあまり楽しめていない様子。私の板は重量があるのでものともしないのですが。
　それに、周囲ではパウダーを存分に楽しんでいるスキーヤーやボーダーの姿があり、それも面白くありません。

　何回か回っているうちに腹を決め、駐車場に向かいました。それはもう結構なスピードで（笑）

　

やはり雪があるならこれじゃないと！

　結果としてこの判断は遅かったにせよ正解ではありました。
　１１時を回っていましたがまだまだ雪は残っていたので、早速北かべにリベンジしました。
　浮く！曲がれる！ひゃっほーい！わーい！すごーい！たーのしー！

　幅広ロッカー板がこんなに頼もしいとは。
　上手な人ならゲレンデ板でも楽しめるのでしょうが、悲しいかな機材に頼り切っている私達にとって、深雪ならパウダー板、圧雪ならキャンバー板、と使い分けなければ楽しめませんw

　北かべ２本の後、ハイランドのパウダーエリアを時間いっぱいまで楽しんで帰りました。いやー、楽しかった。

天気も良かったので

時間は短かったとはいえ、調子にのって深雪攻めまくってたので腿が・・・辛いです。