2016年9月26日月曜日

実証実験

9月の青い空は最高ですね。
前日に土砂降りの中ゴルフしていたのが嘘のよう・・・。

9/24の土曜日に、倶知安町の旭ヶ丘スキー場に行ってきました。
目的はフロートレイルの実証実験に参加すること。

フロートレイルとは聞き慣れない単語ですが、まずはご覧いただきましょう。
この茶色く土が出ている部分が、今回造成されたトレイル
もう少し詳しくはこちら。


今年新たに誕生したこのトレイル。町営の旭ヶ丘スキー場のゲレンデを利用して倶知安町観光協会が造成したものです。観光協会というとお役所っぽくて名ばかりなものに感じてしまいますが、実際には何人もの情熱を持ったライダーが中心となり、海外から監督を招いたりして設計、造成したので本格的。
今年は9月、10月の週末等に限定して実証実験を行っており無料で開放されていると、知人から聞いて、行ってみることにしました。



今年はルスツのダウンヒルコースがオープンしなかったので、昨年のルスツ以来まともに活躍の場が与えられていないTOP FUEL。ようやく日の目を見ることになりました。
私はTOP FUEL、妻はSKYE。
札幌から倶知安町までは車で二時間ほど。
9時の受け付け開始前に駐車場に着くと周りに沢山のMTBerが待っています。
知り合いも結構沢山来ていました。(この日は最終的に50人くらい集まったのだとか)
絶好の好天だもの、そりゃみんな来るよね。

受け付けを済ませるとリボンをバイクに巻いてハイエースで搬送開始。
1台に5名5台しか載せられないし、最初の1回はアテンド付きなので4人ずつ搬送してもらいます。
スキー場の整備路を使うのかと思ったら一部公道も走るので制約も多そう。色々と苦労されているみたいです。


山頂から羊蹄山を。この日はきれいに見えました。

動画を見るとわかるとおもいますが、フロートレイルはバームとコブの繰り返し。岩やガレは殆どなく、滑らかに整えられたトレイルを下るイメージです。(特にこの日は固く締まっていて路面の抵抗は殆ど感じないくらい)
ただ下るのではなく、正しくバームを回り、コブでパンプできると一切漕がずに下りきれるはず。

ですが、これが結構難しい。
バームに入ってみると、飛び出してしまいそうになります。飛び出せば転ぶのは必至なので飛び出さないようにブレーキをかけて内側をそろーり回ります。ここでスピードが落ちるとコブを超えられません。パンプできると良いのかもしれませんが、そんな技術もないので結局踏むことになります。

しかし、キレイに乗れなくても下っていくのは楽しいのです。
何かのはずみで上手くバームをクリアできたり、パンプで加速出来ると気持ちいい。

久しぶりに活躍の場を与えられたTOP FUEL。チェーンに錆浮いてるしw

一本下ると搬送待ちの行列が出来ていました。
受け付けの人は居ますが、3人ほどのライダーと2台のハイエースで搬送を回しているので大変そう。中には自走で登る強者も居ますが、登りたくない我々は顔見知りと談笑しつつまったり待つことにしました。
そうこうするうちに順番が回ってきたので妻や仲間と運んでもらい、上で練習することにします。

このコースはレストポイントが3箇所あって、原則そこ以外はコース上で止まってはいけません。
そのうち、最初の1つめのレストポイントから上は比較的広く作られていて、レストポイントから徒歩で山頂に上がることができます。


右にあるリフトの更に右側からスタートして、左側の赤いジャンプ台跡の下あたりを登ってくる感じ。

最初のレストポイントまでの5つのバームで練習していると、上手な人の走りを見る事が出来ます。丁度リフトのあたりから下を見ると走りがよく見えるのです。
当日の様子はこちらでも見ることが出来ます。もちろんこんなに格好よくは走れません(笑)

練習を繰り返し、時折、アドバイスを貰ったりしているとそのうち少しは走れるようになって来ました。「目線はコーナーの出口に」という基本中の基本が中々できませんでしたが、少しずつ慣れてきてバームをキレイにクリアできるようになってきます。が、油断すると飛び出しそうになるのでスピードは落として、落として・・・

都合8回ほど搬送してもらい、9時のオープンから15時のクローズまで居座り、たっぷりと堪能させて頂きました。実証実験なので、帰る前にはA4用紙2ページ分のアンケートに答えておしまい。
サポートライダーの方に聞くと、冬はスキー場営業に向けて埋めなければならないとのこと。折角造成したのに戻してしまうのは残念ですが、今回の実証実験が上手く行けば来年も開催して貰えるかもしれないので、楽しみに待つことにします。
お金払っても走る価値ありです。

久々に活躍してくれました
今回、久しぶりにTOP FUELを引っ張り出してきましたが、フルサスの価値をようやく体感できた気がします。慣れて来た頃にサスの硬さを変えてリジット的な状態で走ったところ、路面からの跳ね返りが身体に返ってくるのがよくわかりました。かといって柔らか過ぎてもダルいだけなので、中間の設定が一番楽しく走れたように思います。
上手な人はリジットやハードテイルで飛んだり跳ねたり、パンプをキレイにクリアしたりしていましたけれど、楽に楽しめるフルサスが今の私には合っています。
以前、「初心者こそフルサスが良いよ」といわれた意味もわかりました。

また、FATと通常のMTBを乗り比べて走っていた仲間によると、断然FATの方が安定して走れるとのこと。初心者には機材ドーピングが大事です。


帰りには近くの温泉によって、お肉屋さんで美味しいジンギスカンを買って帰りました。
ちゃんと地元にお金も落として行かないとね。


佐藤精肉店さんのジンギスカン美味しいです。ホルモンは要予約だとか。

ログは途中でめんどくさくなったので半分くらいかな。



今年の実証実験はあと数回。なんとかもう一回行けないかな・・・
翌日から足も痛いけど腕も痛いのにまた行きたいと思う不思議。

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