2015年10月8日木曜日

待てば海路の日和有り(たぶん)

 少し前の話になりますが、今年の夏は有り難いことにボーナスがそこそこの額支給されました。
 貯蓄やら何やらに回す分を除いても、割りと自由に使えるお金が残ることがわかり、そこでふと思いついたのが・・・
  
2011/6 Marlin納車

2011/11 CAAD10納車

 ・・・そろそろ新しい自転車買ってもバチ当たらなくね?



 CAAD10はオーバーホールしたばかりなので、ロードじゃなくてエントリーグレードMTBのMarlinを代替しよう。
 Marlinは通勤とか街乗り専用車に戻そう、そうしよう。
 
 ということで以下の要件でお店に相談。
  • 野幌、ルスツDH初心者コース等比較的難易度の低い山遊びが主な利用目的
  • Marlinはサイズが小さく感じるので適正サイズにしたい。
  • フロントフォークはそろそろエアサスにしたい。メーカもFOXとかRSとか・・・。
  • カーボンは取り扱いが面倒なのでアルミフレーム
  • 単純に新しいオモチャが欲しい

 なお、お店は前2台を買ったところとは違うところにしてみました。
 前のお店も良くしてくれて不満は無いのですが、一人でも楽しいロードと違ってMTBは誰かと一緒じゃないと色々不便で、楽しさがわからない面もある乗り物だと思います。
 なので、以前一緒に走ったりMTBの遊び方を教えてくれたりした人のお店で今回は買うことにしました。今後もまたご一緒できそうですしね。
 ただ、そのお店にするとTREK1択になるので、ロード買うときはまた前のお店にお願いすることになると思いますが。

 さて、相談の結果候補に上がってきたのは

  • トレイルライド向け(フロントストローク120mm)のハードテイル29er
  • トレイルライド向け(同120mm or 140mm)のフルサス27.5er
  • XC向け(同100mm)のフルサス29er

 この3種類。後から29+なんてのも挙がりましたけどリジットフォークだったのでそれはなしに。

 本当はトレイルライド向けのフルサス29erがあれば一番良かったのですが、残念ながら国内展開が無く・・・。
 はじめは27.5erへ傾きかけていたものの、以前試乗会で乗った(別メーカの)27.5erが今ひとつ合わなかったのと、慣れ親しんだ29erのイメージを継続したかったのでその選択肢は無くなりました。
 また、ハードテイルでもイイかなと思っていましたが、せっかくだからフルサスをという勧めもありXC向けのフルサス29erを選ぶことにしました。

 さて、Madone 9の影に隠れてしまいがちですが、今年TREKは新しいMTBのモデルを2つ発表しています。
 一つはハードテイル、一つはフルサスで何れもXC用ですが今回導入を決めたのはこの新型フルサスMTB、「TOP FUEL」です。

今年7月に発表されたTREKのニューモデル。左からTOP FUEL、Madone 9、Procaliber SL

 かつてXCレースを席巻した名車の復活・・・という謳い文句ですが、昔のTOP FUELなんて知らないし、「SuperFly FSとなんか違うの?」って感じでした(笑)
 TREKの販売店向け展示会等で入ってきた情報によれば、昨今キツイ下りがコースに含まれる事が多いXCレースに向けて作られているということなので、これまでのXC向けより「下れる」バイクなのだそうです。
 なので、XC向けと言ってもオールマイティに使えそうだなということもXC向けフルサス29erに決めた判断材料の一つでした。
 
 モデルを決めたら次はグレード。国内展開されているアルミのTOP FUELは9,8の2種類。当初は派手目な9のフレームカラーが良いと思ったのですが、実車の写真ではちょっと違う感じだったので8を選択。
 しかし、9はフレームカラーの他、SRAM X1がついていて最近流行りのフロントシングル。フロントシングルだとギアレシオは狭くなりますがフロントディレイラー不要と変速が右手一本で済むというメリットがあって、その点にも惹かれていたのです。
SRAM X1 フロントディレイラー無しが選べます

 フレームカラーによって8に決めてからも「でも1×11がなぁ」とブツブツ言っていたところ、「じゃあ取っ替えましょう」というお店からの提案を受けて今年出たばかりのSHIMANO M8000系Deore XTによるフロントシングル化を図ることに。
SHIMANO M8000 こちらもFD無しにできます。日本ではSRAMより安く買えます。
更に、THOMSONの値上げ前のドロッパーシートポストがラスト1本在庫されていて、規格もピッタリだったのでこちらも導入。加えてペダルもフレームと同じマットブラックのSTRAITLINEのリミテッドモデルが手に入りました。
 もちろん余ったドライブトレインとシートポストは嫁のMTBに移植して有効活用(予定)。
 
 これらのカスタムを決めて発注したのは8月中旬。いつくるかなーと思ったら発送が9月末とか。アジア地域はMTBがあまり売れないので後回しになっている模様・・・。
 悶々としながら待つこと1ヶ月半、最初の思いつきからはまる3ヶ月、ようやく日本に届いたのは10月になってからでしたが、そこからは早かった。
 美瑛CRの時にTREKブースの人に文句(笑)を言っておいたのが功を奏したのか、TREKジャパンからは早々にお店に届いたので、急ぎで組み立ててもらい、10/6夜に無事納車となりました。
 
祝・納車
待った分喜びもひとしおです。組みあがりのルックスも申し分ありません。
 
 

 早速の初乗りは2年ぶりのルスツ。果たして、大枚はたいて買ったフルサスMTBとMarlinとの違いを感じることができるのか?
 まて次回。
 

今回お世話になったお店:WHITE LINE BICYCLE

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