2013年9月25日水曜日

素晴らしき美瑛の空

美瑛センチュリーライド2日目です。


旭川のホテルを6時に出発し、7時過ぎに会場に到着。
既に多くの参加者が準備を済ませています。
2日目も晴天!ですが、結構寒い。



駐車場では昨日ご一緒したMさん、EKさんAさん姉弟が居て、夜中に到着したKさんとも合流。
そのうちHさんご夫妻も到着し、私達夫婦とあわせて8人で走ることになりました。
一緒に走れる人がいるというのはありがたいものです。

準備を済ませた嫁が受付で貰ったパンフの参加者名簿を眺めていて、スカパーの解説でお馴染み、「パーツ永井さん」を発見。会場でキョロキョロ探すと・・・流石有名人、丁度記念撮影に応じておられました。

中央がパーツ永井さんことPositivo の永井孝樹さん
2日目もしばらくスタート待ちだったのですが、その途中ですごく車輪の小さい自転車を見つけました。背中に大きく「南風」と書かれたTシャツで、車輪の小さな折りたたみ自転車「キャリーミー」で参加された南風自転車店の店主さんです。

ちょっと隠れていますが、小径車より更に小さい車輪の自転車を持っている白いシャツの方が見えますか?

さて、スタート!
2日目の口火を切ったのは、Kさんです。
1日目は都合で参加出来なかったのですが、その1日目に参加できなかった鬱憤を晴らすかの如く、先頭を引っ張ります。8名のトレインは初っ端から35km/hで快走。

1日目で既に足が痛い私は、嫁のお守りを口実に後方でゆるく走ることにしてあっさりと集団から千切れます。嫁と二人でまったり走りつつ、最初の坂にさしかかりました。
1日目は昨年走っているので勝手知ったるコースですが、2日目は全く走ったことの無い道なので、イマイチコースレイアウトがわかりません。

そして、いきなり登場の5%超えの坂。先頭集団には早々に別れを告げた私と嫁、それに登りで千切れたEKさんとMさんとはグルペットとなります。
この最初の坂が結構厄介で、多少のアップダウンはあるものの、9km近くほとんど上りで、200m近く登るというもの。最大でも6%程度の坂ですが、ろくに走っていない状態でいきなり登り続けるというのが辛い。

ですが、その分登り切るといい景色が待っています。







登り切ったあたりにパーツ永井さんが。ゆっくり景色を眺めながら走ってらっしゃるようでした。




登った後はご褒美の下り。下りは最近ダウンヒラーになりつつあるMさんとEKさんの独壇場。
150mほどを一気に下りましたが、60km/h近くで下っている途中でブチ抜かれて驚愕。何km/h出てたんだろう・・・

その後は4人で平地と少しの上りを巡航。先に行った4人には第1エイドでだいぶお待たせしてしまいました。
第1エイド
2日続けて足をつらせるわけに行かないので、バナナをここでも2本補給。水も補給して十分休んで出発。

第2エイドまでの間は、さほど急な坂道も無い筈なので、前を走る4人に食らいついて行きます。
後ろでは「アタックに反応するのが一番早い」などと笑われたようですが・・・






私はやっぱり、2~3%程度の登りまでなら結構走れると思うのですが、それを越えるととたんにダメですね。ガシガシと先頭切って走っていながら、いざ坂となると、皆がアウターで登る所でも早々にインナーにいれて後方にさようなら~。
それでも、かなりのペースで走るKさんやAさんに付いていこうとすると、じりじりと足に乳酸がたまっていくのが感じ取れます。

そして第2エイドに到着するまでに、疲労困憊、足はパンパン。
お腹も減りました。

そんなところでカレーです。


このカレーが美味しい。とうきびとトマトも美味しいです。
地元産の野菜を使い、ウインナーが2本のったカレー。そして甘いとうきびに、少し酸味のあるトマト。これが絶妙。おかわりしました。
カレーですっかりお腹が膨れたので、しばらくは景色を楽しみながらゆっくり走ります。







そして、第3エイド。
途中の坂で大きく遅れたメンバーを待ちながら、ジャガイモをいただきました。
ふかしいもはもちろん美味しいのですが、バターが美味しかったなぁ。

塩気は大事です。
途中でソフトクリームを食っていたらしいメンバーが合流し、さらにエイドでゆっくりしたので、大分後ろになりました。Hさんも「このグループは走るの速いんだけど、エイドとかで休みすぎだ」とぼやく始末。

まぁ楽しいからいいじゃないですか。
最後の20km程は嫁と一緒に走る事にしました。
90kmを過ぎたあたりから始まる坂もゆっくり走ればさほどでもなく。観光客で賑わう「なんたらの木」がある丘を越えると、後は下るだけ。


「C110の木」だっけ? 私はやっぱりR32がいいなぁ。

怪我もなく、無事ゴールしました。





本当に良い2日間でした。
黙って立っていると少し肌寒いぐらいの天気はサイクリングにうってつけでしたし、美瑛の美しい風景を眺めながら走るというのは本当に気持ちのいいもんです。
美瑛町の方々も、あちこちで手を振って声援を送ってくれて、手を振り返すうちになんだか暖かい気持ちになれました。
その上、コースは決して楽すぎずきつすぎず。起伏に富んでいますが時間をかければたいていの人が走り切れそうなコース。実際、小学生くらいの子供が私たちと同じ160kmを走りきったりしていました。
GE富良野に比べればささやかなエイドステーションも、心づくしが行き届いており、不満らしい不満はありません。

翌日、翌々日に全身筋肉痛になろうとも、あの素晴らしい風景の中を走れたのですから、また来年も行きたくなるのは当然のこと。

いまからまた来年走るのが本当に楽しみです。
主催の皆さん、そして美瑛町の皆さん、2日間お世話になりました。また来年もよろしくお願いします。

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