輪行袋は去年買っていたのですが、使うタイミングが無かったので今回タイミングを見計らってチャレンジすることにしました。
輪行する区間はJR北海道学園都市線、もとい札沼線の石狩当別駅から新十津川駅の間。
この路線、去年石狩当別の次の医療大学まで電化したのですが、それにともない札幌から新十津川までの直通列車がなくなりました。また、私の自宅最寄り駅となる百合が原駅から石狩当別の間は比較的乗車数が多く、大きな荷物を抱えていると他の人の迷惑になりかねません。ただでさえ輪行初心者で迷惑をかけそうなので、なるべく他の人には迷惑をかける回数を減らしたいと思い、自宅から石狩当別駅まで自走、新十津川駅からおよそ120kmの道のりを帰ってくるという行程にしました。
しかし、この区間、一日3往復しか走っていないため、朝か昼か夕方の三択になります。
まあ朝以外の選択肢はないため、7:45発に間に合うように向かいます。
自宅から石狩当別まではおよそ25km弱なので、1時間程度みておきます。輪行に30分みておけばいいと思いますので、6:00に自宅を出ようと計画しましたが、朝速く目が覚めたため、10分ほど早く出ました。
このへんは走り慣れた道です。風も無く予定通り1時間ほどで到着。コンビニで朝ご飯を調達してから駅に向かいます。
石狩当別駅前にて。びふぉー |
あふたー |
今日はリュックを背負っているので、ボトルやサイコンは朝ご飯と共にリュックの中へ。
石狩当別~新十津川は1,040円 |
JR北海道 キハ40-822。電車ではなく気動車、ディーゼル車です。これに乗りますよ。 |
改札待ちで一人だったので、誰も乗ってないだろーと思っていたら既に4~5人の乗客が。更に札幌からの乗り継ぎ客が乗って来て、発車前には20人を越える乗客になりました。
意外です。数年前に鉄道マニアの友人につきあって乗った際は、10人もいませんでした。1両編成なのでボックス席は遠慮して、長いすに座ることにしました。
本中小屋の駅舎。この路線はこんなのばっかり。 |
車内はこんな感じ。途中で半分くらい降りました。 |
石狩月形駅。単線区間なので、ここで待ち合わせ。20分待ち! |
暇なので外で写真を撮ってみたり。 |
運転士さんの列車時刻表。 |
書き忘れましたが、ワンマン運転です。 |
やっと上り列車が来ました。 |
豊ヶ岡駅。駅舎はどこにあるでしょう? |
医療大学より先で一番立派な浦臼駅。地域のコミュニティセンターを兼ねている様子。 |
新十津川はまもなく |
汽車に揺られること1時間半(待ち時間含む)。終着、新十津川駅に到着です。
なんだか賑やかな音が・・・?
幼稚園児による素敵なお出迎えの踊り |
なんと、はっぴと浴衣の一団が歓迎の踊りを踊っているではないですか。
動画もちょっとだけ。
聞けば、土曜日だけはこの歓迎の踊りをしにやってくるそうです。
近くの幼稚園の子供と先生方のようでした。
「すごいねー」「じてんしゃだねー」「どこいくのー」「なにしてるのー」などの子供達に聞かれながら、CAAD10を組み上げて記念撮影。花壇も手入れされていて綺麗ですね。
子供達に見送られながら出発です。
思いも寄らない歓迎は本当に嬉しかったですよ。
キハ40と花壇とCAAD10 |
橋の上から石狩川を |
そこで、焼きたてアップルパイをいただきに来ました。
国道沿いにあるお店ナカヤさん。ひっきりなしにアップルパイを求める地元のお客さんが |
焼きたてアップルパイ。サクサクだしほどよい甘さが良いですね。 |
このルートは車でも走った事がないのでよくわからないのですが、分かっているのは車通りが少ないことと1~2%程度の勾配がだらだら続く事だけ。
まあ、その程度の登りは大したことがない・・・意外と辛いぞ(笑)
平均は1~2%でも、途中に短い6%程度の坂がいくつもあって、じりじりと足を削っていきます。
途中の公園で一休み。日差しがキツくなってきた。 |
途中で狐がいましたよ。悠然とこっちを見ているのでカメラを構えたら「こいつはなんもくれそうにないな」とばかりにスタスタ去っていきましたが。 |
国道を外れて、道道28号線を当別町市街地に向けて南下するわけですが、お約束とばかりに向かい風に見舞われます。ここも下り多めのアップダウンですが、せっかくの位置エネルギーも向かい風で効果半減。気持ち良くありません。登りはもちろん辛いですしね。おまけに腰痛も出てきました。姿勢が悪いのかなぁ・・・。
道民の森案内所。ここまで来れば坂は無い。 |
写真でわかるかな?かなりキツイ向かい風。 |
そしてお約束の樺戸製麺所。 |
ひやぶっかけ2玉とちくわ天。美味しい! |
今回、初めて輪行してみて荷物には工夫が必要ということがわかりました。
やはり長距離走るのにリュックはダメです。邪魔くさいし背中は蒸れるし、腰は痛くなる(たぶん)しで良いことありません。
今回、補給の出来ない区間が長いのでボトル2本にしてリュックにツールボトルと輪行袋を突っ込んで走りましたが、今後はボトルを一本にして輪行袋をボトルケージに、ツールはサドルバッグを使った方がよさそうです。ボトルケージをダウンチューブ下に増設するか、トップチューブに輪行袋をくくりつけるか、ブルベ用の大きなサドルバックを使うか、色々手はあるのでしょうが。
まあ、この辺は今後の課題ということにして、初の輪行は成功でした。23km+123km=146km とまずまずの距離も走れましたし、輪行によるディレイラー破損等のトラブルも無く。鉄道の旅もそう悪くはないものです。
今後は自転車担いで遠くへとか、遠くまでいって列車で帰ってくるとか、出かける先のバリエーションが増えそうです。
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