2013年8月10日土曜日

大平原の小さな罠

我が家の恒例行事に、「夏は帯広に行く」というものがあります。
結婚前から行っているので、もう10年にもなるでしょうか。

元々は、高校生年代のサッカーの試合を見に行く事が目的だったのですが、豚丼だの六花亭だの十勝ワインだのというB級グルメを知るにつれ、だんだんとそちらに比重が傾くのは当然のこと。

今年もワインと高橋まんじゅう店(通称たかまん)と豚丼、それにせっかくだから軽く走ろうかという事でロードを車に積んで出かけました。



高速道路がつながって、3時間程度で行けるようになったので、ここ数年は日帰り。
まずは池田ワイン城に向かい、場内限定ワイン「清見の丘」を買います。嫁さんが赤を飲めないのでいつも白です。軽い味わいで飲みやすい点が気に入っているのですが、好きな人にはちょっと物足りないかもしれません。

続いては帯広の隣、音更町にある十勝が丘公園に移動してロードをおろし、サイクリングです。
音更町のシンボル、花時計の前で一枚
今日のコースは、北海道道977号十勝川温泉帯広自転車道線、通称、十勝大平原サイクリングロードです。時間の都合もあり、CRの途中でたかまんによって折り返して来るという行程。40km程度の軽いサイクリングです。

十勝が丘公園がこのCRの起点です。随所にこのような案内があって、比較的わかりやすい道でした。

歩道に線を引いてCRにしているタイプ。あまり贅沢も言えません。

写真にもあるように、最初は歩道を走ります。
割と凹凸があって、ひび割れて草が見えていたり、石や木の破片が転がっていたりと正直言ってあまり状態は良くありません。
しかも、途中からは細い割に車の通りが多い道道を通りますので、お世辞にも走りやすいとは言えない道。
嫁はチームサクソティンコフのジャージをおろしました。気分はコンタドール?

しかし、6キロほど走るとほぼ専用路になります。
相変わらず凸凹が多いですが、河川敷になるので道幅は広く、危険は無くなります。

こんな看板が何カ所かにありました。

随所にこんな看板も。

途中、何度か歩道を経由したりして、ちょっとイマイチ感はあるものの、まずまず走りやすい道です。しかし、帯広市に近づくと・・・


通行止めかよ・・・
なんと、たまたま河川敷で行われる花火大会の日にぶつかってしまったらしく、至る所に進入禁止のテープが貼ってあります。幸い、早い時間ということもあってかテープは外されていたためそのまま走ったのですが、設営準備をしているところにぶつかり、ちょっとイライラ。

そうこうするうちに、国道38号線にぶつかるあたりでCRを離れ、たかまんに向かいました。


肉まんとおやきと蒸しパン。この蒸しパンが美味いんだ。
美味しいものを食べて、幸せになったところで折り返し。
元来た道を折り返し、公園に向かう最後の登りでそれは起きました。


十勝の自然をバックに、軽快にはしる嫁の写真などを撮っていたのですが・・・
風景を眺めながら走っていて、足下の確認がおろそかになっていたように思います。

何かを踏んだと感じると同時に、

バシュー

昨日導入したばかりのイクシオンパワーリンクから盛大に空気が漏れる音が響き渡ります。
「やれやれ、新品が早速パンクか・・・」と思ってみてみると


でっかい穴が・・・

き、昨日入手したばっかりのタイヤが、もう使い物にならないだと、50キロももたずにか?

・・・ ( ゚∀゚)アハハハハ八八ノヽノヽノヽノ\/\

もう笑うしかないですね。
どうやらCRに落ちていた石か木の枝を踏んだようですが、どうしたことかサイドがぱっくりと口を開くという手痛い被害を被ってしまいました。

新品のリムにまでキズが orz
幸い、公園は目の前だったのでCAAD10を押して車まで戻りましたが、凹みましたね。
この後、温泉に浸かって、美味しい豚丼を頂いて帰ったのですが、それらも私の心を癒してくれるには至らず。

いつも楽しく美味しい一日を演出してくれる十勝の大地でしたが、今日は少しご機嫌斜めだったようですね・・・

ぶた八さんで豚丼。おいしゅうございましたが上の空。


前後とも、キープしておいたミシュランPRO4に換装。はめにくいタイヤですねぇ。

皆さんも足下には注意しましょうね・・・

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