2013年7月7日日曜日

支笏湖チャレンジ

朝5時。アラームが鳴り響きます。
止めます・・・ぐぅ。
・・・5時半・・・寝過ごしました。

今日は、昨年の朝里峠チャレンジに続くチャレンジサイクリング第2弾。支笏湖チャレンジです。
行って来ます。

職場の同僚Tさんの「50歳になった記念になんかやりたい」という一言から、私とUさんの3人で朝里峠を越えたのは去年の話。「51歳の誕生日になんかやりたい」というTさんの要望に応える形で今年は支笏湖を目指すことになりました。
参加者は去年と同じ、マラソンも走るという体力十分なUさん、登りが大嫌いな私、そして主役のTさんです。3人とも初めての支笏湖なのですが、実は私にとって、年初にたてた今年の目標の一つだったりします。ひっそりと気合いを入れて、前日は22時には床につきました。

この日の集合は7時に支笏湖へ向かうときの真駒内側の起点としてメジャーな常磐の駐車場。しかし、そこは我が家からおよそ25kmの地点。そのうち10km程はダラダラと登ります。チャレンジ前に足を消耗したくない私は、時間に余裕を見て5時半には出る予定でした。

にも関わらず冒頭の通り、30分の遅れ。

慌てて用意して札幌新道、豊平川CRを経て集合地点へ。足の温存もなにもあったもんじゃありません。到着したのは6:58。ギリギリセーフです。既に二人は到着していました。

Tさんはこの登りに賭けているので車でここまで来ています。つまりまたこの駐車場に戻ってこなければならないということ。支笏湖は登るだけではなく途中結構な下りもあるため、行きも帰りも辛いというコース。しかし、この日誕生日を迎えたTさんのやる気は半端じゃありません。Tさんは往復すると高らかに宣言しました。

私とUさんはそんな縛りもないので、往復はごめんだとばかりに湖畔を回って千歳に降り、そこから札幌に帰るコースを選択。

駐車場から。支笏湖畔のポロピナイ休憩所への道は、およそ25km弱。登るにあたっては、5つないし4つの登りで構成されていると考えました。

  1. 真駒内CCまでの2キロ程度の登り。
  2. 真駒内CCから1度下って500m程の登り。1つめと一緒と考えても。
  3. 2.5km程の登り。
  4. 恵庭への分岐から最高到達点までの7km程の登り。
  5. 最高到達点を下ったところから2km程の最後の登り。


このうち、1~3は先週逆方向から走っていますので、概ねイメージがあります。
キツイのはなんと言っても4で、勾配も7%程度の所が続きます。といっても、途中で一端勾配は緩くなり、後半は5%程度になるのですが。

まずは恵庭までの登りをどうやり過ごすかということですが、朝っぱらから足を使った私は、2人の後ろに付いて回復を待ちながら登ります。だいたいコースがわかっているので温存策です。

「往路は足を着かない」という縛りでスタートしたTさん。先頭切って走ります。Uさん、私の順ですが私は最後尾で様子見。Uさんはちょっと先行して写真を撮ったりと余裕があります。

恵庭分岐まではほぼ3人並んで到達。いよいよ一番の登りに差し掛かりました。
ここでUさんが先行します。次いで私もペースを上げ、Uさん、私、Tさんの順になります。Uさんと私の差は縮まらず広がらず、少し先に見えているという感じ。私とTさんの差は少しずつ開いていきます。この流れは去年の朝里峠と似ています。あの時は、Uさんに千切られたのでなんとかこの距離をキープしつつ走っていました。

ところが、この登りの途中で意外にもUさんがペースダウン。恵庭までの登り区間で少し足を使いすぎたようです。勾配が緩くなるあたりで私が追いつき、休憩して、Tさんを待つことにします。

Tさんを待つUさん。実はこのとき大分足を消耗。

Tさんは速くはありませんがマイペースで着実に登ってきます。
休憩するつもりのないTさんを見送り、Uさんと私も再スタート。

先行したTさんに追いつき、私とUさんがまた先行します。そのうち、Uさんのペースがまた落ちたので私が先頭に出て登ります。このときはとっくにリア28Tを投入しているためくるくる走行を多用して標高600mの最高地点に到達。後ろ2人を待ちます。

夢にまでみたこの看板。大げさですがそれくらい嬉しかった。
次は当然Uさん・・・と思っていたら、Tさんが良いペースで登ってきます。
よほど足が残っていないのか、Uさんが到着したのはTさんからかなり遅れての事でした。キツくて途中で休みを挟んだとのこと。私やTさんと違い、Uさんは重いクロモリのシクロクロスなので、本来、不思議ではない、というかむしろ、シクロクロスに追いつかれているあたり、ロード乗りとしてどうなのよという・・・

Uさんと記念撮影をすませ、Tさんを追います。Tさんはオートバイもやるため下りは滅法速く、下りでは追いつけないと思っていましたが、最後の登りで追いつけるだろうくらいに考えていましたが、結局追いつくことは出来ず、ゴールのポロピナイ休憩所へ。だいたい1時間20分くらいでした。

休憩所から湖面を望む
意外と、朝里峠の方がきつかったかもしれないねという話をしながら、休憩所で食事。


冷そば。たぬきそばに山菜が入ったぶっかけみたいな。

ヒメマスカレー。中骨が抜いてあるので頭から全部食べられます。

給水を忘れずに。
休憩の後、Tさんと別れ、Uさんと二人で千歳を目指します。
湖畔を走ったら、サイクリングロードで千歳の市街まで下ります。

温泉街はスルー

サイクリングロード入り口の看板。迫力ありますが出てこられるのは勘弁。

左右を樹木に囲まれて、中々良い環境なのですが。

長いよ!
1~2%程度の下りが10km以上続くので、ご褒美の下りと言っても流石に飽きてきます。
このサイクリングロードは登る方が楽しいかもしれませんね。

途中にはこんな綺麗なポイントも

この後は国道、道道、エルフィンロードを経由して帰宅。
蒸し暑かったですが、最後の数キロ以外はほぼ無風だったのは助かりました。

また、一つ収穫として、これだけの長い距離を登って腰が痛くならなかったという事があります。少し前に、「やまめの夜学@WLB」を見ていた所「登りで腰が痛くなる」という人に「背中を丸めているからです」(要旨)という回答があり、なるほどそう言うモノかと背中を丸めない「おじぎ乗り」を試してみたのです。おじぎをするように背中を伸ばした状態で前に倒し、身体をなるべく低くして足は少し開き気味で回すというあまり格好良くはない状態なのですが、これのおかげなのか、殆ど痛くなりませんでした。むしろ千歳に下る時の方が痛かったり。

中途半端な知識で試しただけなので、この結果はラッキーとさえ言えるのですが、この「おじぎ乗り」を学ぶのは意味がありそうだなと感じました。いや実は全く見当違いで、腰が痛くならなかったのはたまたまじゃないかって話もあるんですけどね。

いずれにせよ、先日申し込んだ 「やまめの学校 札幌&小樽」の受講予約が出来たので、しっかり学んで自分のモノにしてこようと思います。





今日は疲れた。明日はきっと筋肉痛だ。
ビールを飲んで今日は早く寝よう。

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