2013年6月23日日曜日

美味しかった富良野

この週末はたくさん食べましたよ。
これに参加してきたので。


今年のはじめから楽しみにしていたイベントだったんですが、金曜になって嫁が急遽どうしても外せない用事が出来てしまい23日は参加できず。悔しいという事なので嫁は22日のウェルカムパーティだけは参加しました。

受付とスタート・ゴールとなる富良野市役所スポーツセンター

丁度「白戸太郎の初心者ロングライド講座」をやっていたので聞いてみる。わかりやすい。

夜のウェルカムパーティ。結構良い料理が出て、富良野ワインとサッポロクラシックを美味しくいただきました。

地元の方がへそ踊りなんかも披露してくださって。盛り上がりました。

ウェルカムパーティは我々夫婦の他、WLBのサイクリングでご一緒している方等と同じテーブルで呑んでいたところ、富良野ワインを白、ロゼ共に1本ずつ。赤に至っては3本くらい空けた気がw
しこたま食べて呑んで酔っぱらったのでホテルの温泉に浸かって早々に寝ました。

さて、翌日朝は嫁を富良野駅に送り届けて会場に向かいます。
たくさん呑むと次の日はお腹が緩くなる私。案の定昨夜のワインのおかげでスタート地点に到着早々トイレに行くハメに。しかし男子トイレの「大」は1つしかなく長蛇の列。済ませたのはスタート5分前だったので、ほぼ最後尾からのスタートになりました。

スタートのアーチ

スタート前から全員がスタートしきるまで延々としゃべり続けていたであろう二人。


今日は最高気温が25度まであがるという事でしたが、朝は曇りでやや肌寒い天気。
サイクリングには丁度いいのですが、朝早いこともあって遠くの景色にも霧がかかったりしています。

こんな感じ。

昨夜もご一緒した皆さん(後に多数決wによりチームEと呼称することになりました)が私の5分ほど前に出発していたため、そこに追いつこうと急ぎますが中々姿が見あたりません。まああまり最初から無理しても後の登りがキツくなるので自重します。過去2回のイベント参加でやっと学習しました。

軽めのギアで回しつつ、第1エイドの富田メロンハウスに到着。
メロンのアドバルーンが目印です。

メロンソフトにカットメロンがドンと乗っている。

そこでチームEの皆さんに追いついたのですが、そこでご紹介頂いた方、通称「マスター」が鬼引きをするので全然追いつけなかったという事がわかりました。
しばらくはだらだらを雑談をします。我々のカテゴリは115キロですが、85キロどころか55キロのカテゴリまで到着するに至って腰を上げました。

この時間が後々響いてきます。

私も加わり5人で走り始めたチームE。マスターの鬼引きは話の通りで35km/h以上のペースを維持。なんとかかんとかついて行くものの、もう無理・・・と思ったところで第2エイドの日の出公園に到着。

じんぎすかーん!はお預け。
このエイドは、第3エイドの後にもう一度寄ることができます。まだ朝も早いので、重たい肉はもう少し後の時間にしようという事で、ハーブティーだけ頂きました。またここでのんびりしています。

ここまではほぼ平坦でしたが、中富良野から美瑛に向かうこのあたりからちょっとした登りが登場し始めます。平均勾配は3%程度ですし、一つ一つの距離も短いですが、3つも4つも続くとデブの足にはちょっと厳しい。第3エイドの前にはダラダラと登る道も登場します。

いくつかめの坂を越えていると後ろから「もうちょっとだ、ガンバロー」とスカパーのサイクルロードレース中継で聞き慣れた声が。白戸太郎さんが颯爽と抜き去っていきました。流石トライアスリート、全然ついて行けません。先行していたマスターは途中からエイドまで引いてもらったそうですが。
・・・んん?そこそこスピード出して走っているはずなのに、55キロの参加者が全部出てからスタートしている白戸太郎さんに追いつかれたって事は?このあたりで少し疑問が沸きます。

第3エイドではクッキーとチュロス。意外に
おいしいクッキーでした。

拓真館。中は見てません。

第3エイドの拓真館でまったりしていると、オフィシャルの方らしき人がカメラを片手に軽くインタビュー的に話しかけてきました。その中で、当初11時までに第4エイドを通過しなければ115キロは足きりされて85キロにされてしまうというアナウンスだったのが12時に変更になった事に話が及んで「あれ、今何時?」「10時45分」「・・・やばくない?」
そう、第1、第2、第3とちょーっとゆっくりし過ぎたのです。

拓真館から第2エイドの日の出公園までは12、3キロ。そこでジンギスカンを食べて、8キロ先の第4エイドにたどり着かなければならない。

オフィシャルらしき人との話もそこそこに拓真館を後にします。


第2エイドのジンギスカン、ハーブティ、アスパラ、ジャガイモ、おにぎり。これをパスするわけには行かない。
11時20分頃に日の出公園に到着。
115キロの青いゼッケンをつけた人がまだ結構いるので、安心してジンギスカンを頂きます。

食べながらふと気づく。

「あれ、もしかしてあきらめて85キロに行く人達か?」

11時35分頃、慌てて再出発。
途中に坂がありましたがマスターの鬼引きで事なきを得て第4エイドの東中あつまるーむに到着したのは11時50分頃。
やれやれ間に合ったとエイドステーションでチーズとバナナを頂き、ゆっくりしようとしたところ、「12時まで到着」ではなく「12時までに通過」なので、早くスタートするよう促されました。しぶしぶ再スタート・・・と見せかけてエイドのちょっと先で休憩してました(笑)

まあ何にせよ、これで残りの距離を4時間かけて走ればいいんだからと気楽になります。第4エイドはバタバタしたので写真もありませんが、風景を撮る余裕も。
遠くの山並みが見えます。方角的に白金温泉のあるあたりでしょうか。

方角によっては雲が無くなって晴れ間が見えてきました。

だらだらと登る坂。分かりにくいですがまっすぐ坂道が続いていて、心をへし折りに来ます。

第4エイドを出ると、あの有名なドラマ(私は見たことないですが)に登場するロケ地に向かいます。そこは山の上にあるので、当然登り坂になります。このコース最大の難所、3km程続く平均勾配5.5%の坂です。

とは言え、この程度の坂ならインナーローでくるくる回せばなんとかなります。
時間はかかりましたが頂上手前にあるわき水ポイントまでたどりつきました。先頭で上っていったマスターはエイドに直行したらしく姿が見あたりません。


天気も良くなってきて、みんな汗だく

 冷たく冷えた美味しいわき水で喉を潤し、第5エイドに向かいます。

遠くに見えるのは十勝岳でしょうか?

途中にあったレストラン。山をバックに一枚。
いくつかのアップダウンと、最後に2キロくらいのダラダラとした登りを経て、第5エイドの石の家に到着。ここでは塩ザンギが振る舞われました。油モノという事でザンギは敬遠する人が多かったみたい。かくいう私も「ザンギ?油っこいのはなぁ」とか言っていたのに、思いの外美味しかったので2個も頂いたのは秘密。係の人に2個目と言わず3個目もと言われたので、余ってたんだろうなぁ・・・。美味しかったのに。

ゼリーと塩ザンギとピンクイオンとかいう飲み物。

なんでン十年前のドラマのセットを見るのに300円も取られなきゃならんのだということでパス。
ここから先は、ちょっとした登りを越えると後は下るのみ。景色を楽しみながらゆっくり走ります。



長い下りを60km/h以上で下り、最後のエイド鳥沼公園に到着。

このソーセージ、塩がきいていて美味しかった。
最後のエイドからゴールまでは10キロも無く、十分にだべってからスタート。
そして何事もなく、15時過ぎ頃にチームEは全員ゴールすることができました。早い人だと13時過ぎにゴールしてたとか。

完走証と記念品を受け取り、ブドウジュースを頂きました。ウィダーの新商品というスポーツドリンクも。
もらった完走証はゼッケンと一緒にラミネート加工してくれるのは嬉しいサービス。


というわけで、一度チェーンが外れた他はなんのトラブルにも見舞われず、天気も後半になるにつれて日差しが出てくる最高の環境に恵まれました。
運営会社が仕切っているだけあって、センチュリーランSapporoはもちろん、昨年の美瑛より行き届いたサポートがある中、美味しいものをたくさん食べながらの楽しいサイクリングになりました。たくさん食べたので、消費カロリーを越えて補給したかも(笑)

帰りに寄った芦別の道の駅で「ガタタンラーメン」なるものもいただきました。

もらったもの。完走証の他はコースマップ、参加記念のTシャツとシートポストなどにつけるリング。それに完走記念のタオル。

また来年も参加したい。それに9月の函館大沼も行ってみたいなー。




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