丘のまち美瑛センチュリーライド、今年も参加してきました。
懸念は天気。昨年は酷い雨に祟られましたので、雨ならDNSのつもりで向かったところ、雲はかかっているものの、「なんとか持つかな?」と感じる程度なので・・・それじゃあ走りましょうか。
いつもの通りの開会式 |
いつもの通りじゃないスタート |
今年の目標は「完走すること」。
昨年は太もものアクシデントでにより2日目途中でDNFとなってしまいました。1日目に無理して先頭集団に追いつこうとしたのが原因なので、今年は太ももに負担をかけないよう走ることを心がけます。
ゆっくりペースで風景を眺めながら走ります。曇り空ではありますが、やはり美瑛は景色が綺麗です。妻や仲間とも語らいつつ美瑛の丘陵を眺めていると来てよかったという気持ちになります。
雲がかかっていますがそれでも綺麗な風景 |
さて、今年は台風の影響もありましたが、エイド変更によってのコース変更もありました。1日目の大きな変更点は旧北瑛小学校付近にあった2つ目のエイドステーションが、美瑛町地域人材育成研修交流センター(旧・旭小学校)に変わったことです。
例年、2日目のコースで旭小学校の前を通過していましたので、どんなルートかは大体覚えています。走りながら思い出してみると、あのあたりに行くまでには、確か途中に長い下りがあったはず・・・下るということは、その後登るんですよね?毎年2日目は最後にケンメリの木に向かって登るよね・・・とか考えていたら案の定。
長く下った分を長く登ることになり、おまけに最後に10%超えのおまけ付き。例年なら2つ目のエイドに到着したらゴールしたも同然なぐらいだったのに。
最後の最後に削られて、2日目に向けて残していたはずの足をだいぶ使ってしまいました。
夜は昨年に引き続き旭川に宿泊して居酒屋天金さんで夜のアタック合戦。旭川在住の友人や、仕事の都合で走れなかった仲間も合流して美味しい料理で美味しく日本酒を頂きました。仲間の一人は記憶が飛ぶほど。
美味しかったけど、どこのラーメン屋だか記憶が・・・(春夏冬さんでした) |
そんな二日酔いの朝、二日酔いを吹き飛ばしてくれる程の冷気に包まれた美瑛町に眠い目をこすりながら戻ってきました。
綺麗な景色ですが寒いのよ・・・ |
二日目の方が雲が少ない |
その代わり、最初のエイドになる春日台駐車場の前に三笠のあたりまで行って帰ってくるルートが追加されていました。一箇所10%超えの場所があってきついですが、全体としては変更前のコースより楽な印象。一定ペースで走ることができました。
Racing 4 下りや平地は大変調子良いですよ。 |
おかわりOKは嬉しい。嬉しいけど食べ過ぎて大変。 |
今年はソーセージと焼き肉、トマト付きの豪華昼食です。
そう言えば、1日目の第1エイドでもおにぎりが出ましたし、この後も牛乳やバナナ等のちょっとした軽食が提供されたりと以前よりエイドが充実した印象があります。うっかりカレーをおかわりしてしまったので、その後のじゃがいもが食べられなかったのは痛恨。(毎年繰り返している気が)
普段ならここでゆっくり休んでからスタートなのですが、なんとか持っていた空模様が怪しくなってきます。
ぽつぽつと顔に雨粒が当たるようになったこともあり、早々に切り上げて後半戦スタート。
コース後半できついのは、美瑛川沿いの最大12%程度の坂道です。マイルドセブンの丘に至る道ですが、全くマイルドじゃありません。リア28Tでも蛇行してしまうので、2ステージ通じて一番しんどいところはここだと思っています。最後に出てくるケンメリの木に至る道はこれに比べれば全然楽。
この丘、下りも結構きつくなっていますので注意が必要です。飛ばしている人も多いのですが、狭いしブラインドコーナーもあるしで自分はおっかなびっくり下るところです。
今年は下りきったあたりで一人女性が顔に擦り傷を作って腕を抑えて座り込んでいるのを見かけました。おそらく単独で落車したのでしょう。スタッフが対応していたので通過しましたが、大丈夫だったでしょうか・・・。
この後は寒さと向かい風にやられたものの、エイドで美味しい玉ねぎスープを頂いてからケンメリの坂を登り無事ゴール。
ペースは遅いですが、昨年DNFのリベンジは果たせたかなと思います。
ケンメリの木です。最後のしんどいポイントを超えて一安心。 |
帰りに温泉に入って帰宅。9時頃にはぐっすり寝てしまいました。
今年も楽しい2日間になりました。
天候に恵まれたとは言いがたい2日間でしたが、美しい風景の中を仲間たちと走る爽快感は何物にも代えがたい価値があります。
大嫌いな坂を登っても走りたくなる美瑛の魅力は、走ったことがない人には是非体感して欲しいなと感じます。
最後に一つだけ苦言を書きます。
今回変更されたスタート/ゴールのアーチは位置を工夫するかどうにかした方が良いのでは無いかと思います。と言うのも1日目のゴール時に、既にゴールした参加者がコースを横切ろうとして危うく接触しそうになったからです。アーチが駐車場と競技場の間にあるため、どうしても参加者がコースを横断する形になります。なので誘導員を増やすか、ゴール位置を変えるか、いずれかの対応が欲しいと思いました。
繰り返しになりますが、台風の後で開催にこぎつけるのはな苦労があったことと思います。
関係者の皆さんには心の底から感謝するとともに、また来年の開催を楽しみにしています。
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