2013年10月21日月曜日

本舗の耐久

仕事の早起きは苦痛だけど、遊ぶ時の早起きは苦痛じゃないと言ったのは誰だったか・・・

朝5時に起きて、着替えて荷物とMTBを車に積み込んで出発。向かうは長沼町の河川敷。

北海道最大のMTB耐久レース「本舗の耐久」に参加してきました。


耐久レースと言っても、ガチガチにレースをするわけではなく、エリートから初心者、子供まで参加してのイベント。今年は200人以上がエントリーして盛り上がりました。

他のXCレースや耐久とくらべて、坂道が少なくほぼド平坦と言っていいコースレイアウト。河川敷に設けられた泥と草と砂利のコースを4時間駆け抜けるというものです。



冬に八剣山や真駒内の耐久レースに参加していた私は、早くから参加を予定していました。ソロはキツイからとチーム参加を予定していたため、仲間を誘ってみたところ、13人も集まり、4チームの大所帯での参加となりました。

チーム編成は、ガチで上位を狙いに行く早い人チームと、女性も含めた緩く走るチーム、その他の2チームという形。私はその他のチーム、嫁は緩く走るチームにしてみました。

会場に到着して受付を済ませると、ピットとして3×6mの敷地が割り当てられます。4チームでまとめて4区画を貰って本部設営。アウトドア経験豊富な方が持ってきてくれたテントを設置し、各自持ち寄った机や椅子、それに肝心のMTBを並べて準備完了。

本部テント。4チーム分なので広々使えたのですが、さすがに13台ものMTBがあると狭い。

やっぱり朝は寒いので、昔買ったベンチコートを持ってきたのは正解。
交替で走るので、休んでる時間は冷えますしね。

試走中。モヤが晴れると向こうの山が紅葉してて綺麗でした

たくさんの協賛。ローカルな自転車レースでこんなに協賛が付くところはまず無いとか。

開会式。運営団体Do Rideの代表さんからご挨拶

ゲストライダーは札幌出身のMTBプロライダー、小野寺健選手

スタート直前。一人法大ラガーマンな方がいらっしゃいますが、全体的に仮装は控えめでした。

XCレースに比べると緊張感のあまりないスタート前

一人仕事の都合でやむを得ず遅れた他は、時間通りに集合して試走、開会式を済ませ、記念写真など撮影しているともうスタート時間。

4チーム中3チームは2周交替をとし、私は(最後の周回を少なく出来ると目論んで)第3走者。
普段ロード中心に乗っている3人ですので、目標は無事完走です。

このストレートはピットから見えるので、追い抜きをかけると目立ちます。

先頭はもちろん小野寺選手。序盤はエリートクラスの選手を千切り、中盤以降は子供達と一緒に走ったりしていたみたい。すげぇ速い。

風のように小野寺選手が目の前を通過し、やや暫くすると仲間が戻ってきます。
1周目は声援に対して手を上げるなどの余裕もありましたが、2周目を終えて交替すると疲労困憊。なまじっか平らなところで速く走れるものだからというのと、速い人の後ろで走ることで、自分のペースより速いペースで走ってしまう事が原因でしょうか。
そんなもんですから、皆さん最初の交替が済むと息も絶え絶え、ゆでダコだったり、シャワー浴びた直後状態だったり。

1度乗ると自分のペースもわかってきますし、だんだん集団もバラけてきて、楽しく走れるようになってきます。しかし、楽しく走れているのもつかの間、時間の経過とともに、無風状態だった朝方から比べるとわずかに風が出てきてしまいました。

ピット前のストレート。風が出てくると辛い。
少し風が出てきて、写真の奥側に向かう選手が苦しそう
MTBコースとしては例外的にストレートが多いコースレイアウトなのですが、ストレートを向かい風で走るとかなりキツイです。特に、このピット前のストレートは交替直前の疲労した足に追い打ちをかけてくれるのです。

タスキをかけて走る走る!
それでも、全体的にゆるゆるなレースですから、大人から子供まで、エリートから初心者までわいわい楽しむというこの雰囲気は凄くいいのです。周回を重ねるごとに足に疲労が溜まってきても、笑顔の絶えないこの雰囲気。

この日初ビンディングペダルというチャレンジャーな方。シューズが届いたのはなんと前日j。

ウチの嫁も結構頑張ってました。

撮りそこねた。札幌じてんしゃ本舗の堤店長。3周くらいはしたかな?

1時間、2時間、3時間とそれぞれの集計が出るごとに、順位の変動に一喜一憂。
早い人チームが「もしかしたら入賞に手が届くかも?」という期待もあったり。
そういった要素も含めて楽しい「レース」ですね。

私のチームは、3人で5回ずつ出番が回ってきて、最終走者の私が2周目を走り終わるピット前ストレートに入ったあたりで、タイムアップまで後1分というアナウンス。
「ゆるく回ってタイムアウト直後にゴールするか~」と思っていると、ピットから「走れー!」「間に合う!」という有り難い激励(涙)を受け、やむなくペースアップ。ギリギリ20秒前にゴールラインを超えたため、3週目に突入するはめになりました。

最後の一周は緩く走りましたし、仲間が待っているゴールに入るのは嬉しかったですけれど。

レースが済んで、泥だらけのMarlin

シートポストもこの通り。フロントディレイラーには泥が詰まっておりました

今回は、サドルを通勤時並に高く上げて、タイヤの空気圧も3barと高めにして走りました。XCやダウンヒルの時はサドルはずっと低く、空気圧も2bar程度でグリップを稼いていたので、その分コーナーが難しくなりましたが、なんとか転倒することもなく、周回の平均21~22km/h、ストレートは30km/h以上で走ることが出来ました。とりあえず、セッティングとしては正しかったかなと思っています。

表彰式
このレースのウリの一つらしい、表彰式後のじゃんけん大会。
豪華賞品が次々と出てきましたが、我々には全く当たらず。参加賞を貰ってお開きになりました。
子供たちが強かったですね。大人に持って行って欲しい品物も子供が持っていくのでMCさんが困ってましたけど(笑)

チーム別女子の表彰。手前の小さい子どもたちのうち、台に登っている子がイモトアヤコのコスプレで沸かせてくれました。

いやー、なんまら楽しかったですよ。
総勢13人の大所帯で参加しましたし、他にも見知った方がいることもあって、ちょっと目を離すと誰か彼かが通過していきます。したがって暇な時間はありません。走ってる方も声援をもらいながら走るのは嬉しいですし。
特に、仲間の娘さんからの声援は力になったなぁ。

ピットでの休憩中も、自分はお菓子類を持って行きましたが、他の仲間がお菓子の他、甘酒を持ってきてくれたり、七輪を持ってきてくれたりとアウトドア気分を満喫。タレ付きジンギスカン+うどんという最高の組み合わせも教えて貰いました。

仲間とワイワイ騒ぎながら楽しむレースなんてのも良いもんですね。
本当にいい一日になりました。

こんな素敵なイベントを企画、開催してくれるDo Ride さんには感謝感謝です。
提供の札幌じてんしゃ本舗さんにも改めて感謝。

来年もこのレースには参加したいですし、真冬の八剣山、真駒内もまた出たいと思っています。
トレーニング・・・まではしませんけど、次はもう少しコーナーを綺麗に回れるようにしたいですね。


GPSの記録、一周目が微妙にズレてますが、たぶんEdgeが衛星を捕まえきる前に走りだしたからですね。

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