2013年3月31日日曜日

2013ロード走り初め

3月も終わりに近づき、北海道もだいぶ春らしい天気になってきました。
が、まだまだ札幌は寒く、雪が路肩にたっぷり積み上がっています。この雪が溶けて無くなってくれないと、いつまでも路肩が水浸しですし、溶けたとしても冬の間に撒かれた滑り止めの砂やたばこ等のゴミや、動物の糞が出てきて非常に路面が汚いので清掃車が路肩を綺麗にするまでは気持ち良く走れないのが降雪地帯の春なのです。

しかし、同じ北海道と言っても、「北海道でっかいどー」に表されるように、広大な面積を持つ土地ですから、比較的雪の少ない地域もあります。

ロードバイクを買って2度目の春。
札幌で乗れるようになるのが待ちきれなかった私は、その雪の少ない日高地方にて、今年の走り初めをしてきました。

走ったのは3/30土曜日。前日予定されていた飲み会がキャンセルになったので、アルコールによる影響も無く、すっきりした目覚めを迎えます。愛車Fitに愛車CAAD10を積み込み、向かった先は日高町。平成の大合併までは門別町だったところです。

駐車場には若干残るものの、道路脇には積雪無し。

久しぶりの外。バーテープも替えました。
クランクをCS-6750に替えてから初めての外ですが・・・違いがわからんw
というか、足が回らん、体が重たい、という自分の体の変化の方が大きくて、クランク変更による微細な変化を感じる事ができません。

それでも、走り出せばロードはやっぱり気持ちいい。追い風もあって快調に飛ばします。

ところが走るうちに、あることに気づきました。「この道、結構アップダウン激しい!」

普通の人には落な上り下りでも、デブには辛いのです・・・

私は日高には縁遠い生活をしていて、車で数える程しか来たことがありません。その数える程の記憶によれば「緩やかな上り下りはあるけど、ほぼ平坦路」と思い込んでいたのです。しかしながら実際に走ってみると、平均斜度5%を越えるような箇所がいくつかあって、距離は短いものの連続して上り下りする所もありました。シーズン中ならまだしも、シーズン始めに走るのはちょっときつかったかも。「誰だこんなコース走ろうって決めたの!」「お前だ!」という一人漫才を脳内で展開しつつ、国道235号線を新冠に向けて走ります。

その国道235号線は、あまり広くない道で、その割にトラックなど重量級の車が多く通るため、路面は荒れています。凸凹があるのでヘタに端っこを走ると転びそうになり危険を感じます。なので、車道の左側を走ります。あおられることこそありませんが、隣を大きな車が通るたびに引っ張られたりはじかれそうで緊張感がありました。上手な人なら良いのでしょうが、私にはちょっと厳しいと感じる道です。



それでも、行きは良かったのです。



折り返し地点に到着。スタートからここまでが丁度30km。
スポーツようかんを食べて、折り返し~。

・・・うお向かい風きっっっっつ!
行きはよいよい帰りは怖い。シーズン始めにしては随分スピード出せてるなぁと思っていたのですが、当然です。この日は風速5mの風が北西から吹いており、行きは追い風、帰りは向かい風をまともにうける事になってしまいます。

踏めども踏めども、前に進まず、ただじっとサイコンを見る・・・

まあ無理しても仕方無いので、馬を眺めつつ進みます。






馬と記念撮影してみたり。



絶景を眺めつつ休み休み。

復路の半分あたりで両足ふくらはぎが攣りかけましたが、なんとか出発点まで戻ってくる事ができました。

たった60kmですが、随分と疲れました。60kmで獲得標高600m以上は、冬の間にミートテックを着込んだ私にとって十分過ぎる山岳ステージ。だからこそ、走ったあとのとねっこの湯でのひとっ風呂は最高の贅沢でしたけどね。
帰宅後に確認したところ、行きの平均速度は32km/h、帰りは21km/hと10km/hもの違いが・・・

帰りの道央道で、吹雪に見舞われたのは流石に驚いたけど、あたらなくてよかった。いやほんと。天気は風を除いては最高でした。
来週末は、風が吹いている事が多い日高に行くのはやめて、札幌市内をMTBで走ろうかなぁ・・・